リズム編

    I章 : リズムの基本

    この章では、リズムの最も基本的な部分を学びます。「4分の4拍子」「音価」といった難しい表現は避け、楽譜ではなく「ドラム図」と音源を使って解説を進めていきます。リズムパターンの構築法や、アクセントが「ノリ」にどのような影響を与えるのかなどを学べます。
    • 1リズム理論をはじめる

      なぜリズム理論を学んでおくべきなのか。また、ドラムの根幹的構成となる「3点セット」について。

    • 2拍子と拍

      4拍子と3拍子のノリの違い、またアップビート・ダウンビートがそれぞれもたらす効果について。

    • 38ビートと16ビート

      ハイハットの刻み方によって、ビートに名称がつけられる。8ビートと16ビートの違い。またゴーストノートの効果について。

    • 4シンコペーション

      強拍と弱拍。ジャンルごとの押し出すアクセントの違い、バックビートワンドロップについて。また、シンコペーションアンティシペーションの違いについて。

    • 5クラーヴェ

      ポピュラー音楽でも広く活用されているいくつかのリズムパターンについて。フォワード・クラーヴェ、リヴァース・クラーヴェや、3-3-2のリズム。

    • 6タイムフィール

      リズムパターンのテンポを半減/倍増させることで、曲のスピード感をガラッと変える技法について。


    II章 : リズムの発展

    この章では、やや発展的なリズムの理論を学びます。拍子記号の読み方や、より微細なリズム感の演出、新しい拍子の紹介など。
    • 7シャッフルビート

      通常のリズムとは少し違う、「跳ねるリズム」について。また、ハーフタイム・シャッフルについても解説。

    • 8エンヴェロープ ❶ ADSR

      音の一音一音が有するリズムである、エンヴェロープについて。アタック・ディケイ・サステイン・リリースそれぞれの意味を詳細に解説。

    • 9エンヴェロープ ❷ リズム感の創出

      エンヴェロープが曲のリズム感にどれほど影響を与えるか。実際にサウンドを比較して解説。また、エンヴェロープの理論に基づくいくつかの技法について。

    • 10二拍子と六拍子

      四拍子・三拍子以外の拍子について初めて触れる。

    • 11拍子記号について

      拍子記号の読み方。四分の四拍子と、二分の二拍子の違い、また複合拍子について。

    • 12ポリリズム

      異なる周期のリズムを掛け合わせる技法、ポリリズムについて。また、3連符やアクセントの違いを用いた、周期のずれないポリリズムについて。

    • 13変拍子の作り方

      四拍子系、三拍子系のどちらとも異なる、五拍子や七拍子といった変拍子について。音源を聴いて、効果的なリズムパターンの作り方を考える。


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