Cメジャースケールの主音はGであり、G#/Ab が軸である

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  • Kijibato Ni
    Kijibato Ni

    長音階の基準は二度なのでは? – SoundQuest

    こちらの投稿に触発され、白鍵の対称軸である G#/Ab を基準としてCメジャースケールとAマイナースケールをどのように解釈できるかを考えてみた結果、タイトルの結論に至りました。

    より正確には「Cメジャースケールは C を主音としたスケールではなく、実は G を主音とした別のスケールである」との仮説です。

    自分の知識の範囲では Harmonic Dualism や Negative Harmony の考えに似ているようですが、これらのように物理学的な根拠 (倍音列) は考えていません。が、独自性と実用性はあると思っています。

    乱文乱筆でそこそこ分量があるため読みづらいとは思いますが、ご質問やご意見、関連する情報など何でもお寄せください。

    本文リンク
    https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vQLiM_E5VNA71geBLEgQH0BdgEv7jUxnfv99S70sJr5fkqR1Cp8291ahCemwxPqBbLWrnXZ-CoCJSF4/pub

    Oskarタケ
    dai
    dai

    拝読させていただきました。

    思うに、何か作曲に新しく息を吹き込めそうな譜例はあるでしょうか?

    例えば、ネガティブハーモニーであれば、特有の楽曲雰囲気にたどり着けるなどがあって、それはやはりネガティブハーモニーの特有表現であると思います。コルトレーンチェンジ然り。

    使っているのは同じ音符であるので、上方下方マイナースケール(ハーモニックマイナースケール)でたどり着きやすい表現があれば、ご教授いただけると幸いです。

     

    Kijibato Ni
    Kijibato Ni

    見ていただき、ありがとうございます。

    まず、上方/下方マイナースケールの2つのうち、上方マイナースケールは一般的な「マイナースケール」と同一です。なので、「マイナースケール」を意図して作曲・演奏すれば、結果的に上方マイナースケールを使用したことになります。

    通常のマイナースケールは馴染み深い存在ですので、上方マイナースケール (=「マイナースケール」) に特有の雰囲気・キャラクターについての認識は、多少の個人差はあれど既に確立していると考えても問題はないかと思います。そうすると、考えるべきは「下方マイナースケールでどのような音楽が作れるか」という点に絞られます。

    これに対する返答として、「下方マイナースケールらしさが出る音楽の作り方」を提示してみたいと思います。以下の手順で曲を作ると、理屈の上では「下方マイナースケールらしさ」のある音楽ができると考えています。また、手順の実践例としてサンプルも添付しました。

     

    1.「マイナースケールらしさのある音楽を作成します。

    (上方) マイナースケール (ナチュラル/ハーモニック/メロディックマイナースケール) を使い、「マイナースケール」を感じる曲を作ります。マイナースケール感がありそれほど複雑でなければ、既存の曲でも大丈夫だと思います。
    サンプル (UpwardMinor.mp3) では、上方Aマイナースケールで Am-Dm-Em-Am, Am-Bdim-EM-Am (upward の u 省略) のコード進行、後半でメロディックマイナースケールを使用しています。

    2. 軸を基準に、曲を上下対称に反転させます。

    作成した曲のメロディー、コードを、軸を基準にそれぞれ反転させます。元が上方Aマイナースケールであれば、各音を軸である G#/Ab との差が等しい、もう一つの音階に移動します。

    言葉での説明が難しいですが、下の画像を見ていただければ早いと思います。白が手順1で作られた音、赤が軸で反転させた後の音です。軸に対して上下 (高低) に対称になっています (反転前後で重複している音もあります)。

    軸で反転

    上方Aマイナースケールの軸は G#/Ab ですが、もう一つの対称軸である D を基準に反転させても、オクターブが異なるだけの同様の結果が得られます。

    反転後のサンプル (DownwardMinor.mp3) のコード進行は dGm-dDm-dCm-dGm, dGm-dFdim-dCM-dGm で、これは一般的な表記に直すと CM-GM-FM-CM, CM-Bdim-Fm-CM となります。

     

    上方/下方マイナースケールは鏡合わせの存在であるため、上記手順のように「上方マイナースケールっぽい」音楽を軸で反転させると「下方マイナースケールっぽく」なるはずです。この結果を実用的な音楽として採用できるかはわかりませんが、少なくとも下方マイナースケールの雰囲気を体感する手順としては有効と考えています。

    「(上方) マイナースケールらしさ」を生む要因 (コード進行や音階、メロディなど) を言語化・定式化できているのであれば、上記のように上方マイナースケールで作曲する手順を経ずとも、その要素だけを上下反転させて利用することで下方マイナースケールらしさを作り出すことができるかもしれません。
    さらに言えば、これまで通常のマイナースケールを使ってきたのと同じように、ネイティブに下方マイナースケールを使うことができれば理想かもしれません。(とは言っても、私自身は下方向のスケール・コードを前提に音楽を考えることにまだ慣れません)

    添付したサンプルは、あくまで私が持っている上方マイナースケールのステレオタイプを基に作成し下方マイナースケール化しています。ご質問への答えが人任せのような形になってしまいますが、ご自身のマイナースケール観に合致した曲を反転するほうが、下方マイナースケールの感覚を掴めるかと思います。

    以上となりますが、分かりづらい箇所などありましたらお知らせください。

    添付ファイル:
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    Oskar
    Oskar
    Oskar

    大変興味をそそられるテーマで、非常に楽しく拝読しました。

    補足すべきと思った点がありますので、浅学ながらコメントさせていただきたく思います。

     

    音の物理的(数学的)特性に鑑みると、dGmの根音はCであると考えられます。旋律的な反転は可能でも、和音の反転は同じようにはいかないというのが私の考えであります。ゆえに、「G下方マイナースケール」における主音はGでありますが、「G下方マイナースケール上のコード進行」における主音はCになると思います。このような認識で問題ないでしょうか。それとも、G下方マイナースケール上のコード進行においても、主音はGと考えるべきでしょうか(また、その根拠は何でしょうか)。

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