Hyperpop特有のベースの入手方法について教えてください。
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曲作り勉強チャンネル2023.8.29 22:40
Hyperpopの曲を作ろうとしているのですが、Hyperpop特有のベースの音を見つけることが出来なく、非常に辛いです。
もしご存知の方おりましたら、是非教えてください。
以下例の曲になります。
noise age(jolst)- vq
Fight Back – Levi&JohnDOE
asdf2023.8.31 16:45Hyperpopは作ったことがないので間違っているかもしれませんが、上で挙げていらっしゃる2曲で使われているのは808系のベースだと思います。作り方はYoutubeなどで検索すると見つかると思いますが、基本的には矩形波などをLow passするか、Sine波をsaturationすればよいと思います。アタックの部分を作るために、ピッチをモジュレーションするとよいです(音が鳴り始め数msだけ音が高く、すぐに下がっていくようにする)(もちろんキックをレイヤーしてもよいですが)。
曲作り勉強チャンネル2023.9.1 15:18asdfさん。
少し分からない点が出てきたため、質問させていただきます!
「矩形波などをLow pass」と書かれていたのですが、Cubaseの場合はどのようなやり方をするのが正しいのでしょうか。現在作成中のHyperpopの曲の8o8は、他の8o8音源のサンプリングです。このサンプリングのEQをいじって、矩形波をLow passするという認識で合っていますでしょうか?
加えてになりますが、少し矩形波のご説明を頂けるとありがたいです。
asdf2023.9.2 18:33Cubaseは触ったことがないのでCubaseでの具体的な操作の説明は、申し訳ないですができないです。ですのでDAWによらない一般的な説明になってしまいますが、Cubaseの使い方を適宜調べれば以下の内容は大体わかると思います。
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808音源をサンプリングしてやっていらっしゃるようですので、まずその方向で説明します。この場合は、お持ちの808音源をサンプラーにいれることで、通常の楽器と同じように使えると思います。おそらくCubaseにもサンプラーはあるはずなので、調べて使ってみてください。また、音源を生で使うだけでなく、ディストーションやサチュレーション、コンプレッサーなどをかけたり、EQをしてみたりして、音を微調整してお好みの音を作り上げてみてください!ディストーションやサチュレーションにも種類があると思いますが、soft clipというものを選ぶとよいと思います(soft clipをすると倍音が追加されていきます)。もちろん、必ずそうしないといけないわけではないです。自分の望みの音が作れるように、色々パラメータをいじってみましょう!
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矩形波をlow passするやり方についてですが、これはサンプル音源を使わずにやる場合のやり方の一つです。適当なシンセで矩形波を発生させ、その音をEQでlow passすることで808ベースが作れます。もちろんそれだけではなくて、それに様々エフェクトなどを加えて狙った音を作ってみるとよいです。Cubaseの説明はできませんが、Vital(無料のwavetable synthesizer)を使った例を示しておきます。添付ファイルの動画を見てみてください(また、以下の『⚡週刊少年VITAL👾』シリーズの動画にも808ベースを作る回があるので、参考にしてみてください)。
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Vitalは無料な上、非常に直観的に使えてすばらしいシンセだと思うので、持っておいて損はないです!初めて見ると何が何だかわからず困惑すると思いますが、色々音を作っているうちに徐々に理解できると思います。YouTubeでVitalを使った音作りの動画や、Vitalの使い方のチュートリアル動画などをみて、たくさん遊んでみてください!Vitalに慣れてきたら、(有料ですが)Serumなどを触ってみるのもありです!
Vitalについては、以下のような動画を参考にしてみて下さい!
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最強フリーシンセVitalの使い方!【 無料 プラグイン 】: https://youtu.be/n0WWWh4tVKc?si=WmCSsxefFqofSfS1
Vitalの操作でわからないことがあれば、この動画を見てみるとよいです。
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⚡週刊少年VITAL👾: https://youtube.com/playlist?list=PL3ul9-VyppxfNOrtG3GajmzKv36ruJaQj&si=acKxh94KKXRje_ZK
週刊少年VITALはVitalで様々なづくりをする動画シリーズです。Vitalに慣れるにはとても良いだと思います。
添付ファイル:
このファイルを閲覧するには、ログインが必要です。曲作り勉強チャンネル2023.9.4 01:03asdfさん
再度ご丁寧な説明&動画、ありがとうございます!
実はVitalでの音作りも視野に入れていたので、これを機に挑戦してみたいと思います!
また何かあれば、質問させていただきます!
曲作り勉強チャンネル2023.10.13 23:06asdfさん
お久しぶりです!
以前添付していただいた「test」という動画や、asdfさんのご説明をもとにVitalをいじくりまくったところ、自分のイメージしていた8o8に近い音を作れるようになりました。
そこで質問なのですが、「①WaveTableで『Basiv Shapes』を選択し、Frameを調節し、矩形波を作る」という工程の次の「②ENV2をWaveTableのピッチ部分にドラッグする」という工程を動画ないで行っていたと思います。
具体的に、この②の行為はどのような目的のために行っているのでしょうか?
是非教えてください!
クイ2023.10.14 11:26つい昨日808ベースを作っていた者です
簡単に言うとアタック(存在感)を強調するためだと解釈しています
さらに、808を使ったベースラインの特徴として、一瞬だけオクターブ1~2上を弾くというものがあります
この際にピッチエンベロープをしていないと、オクターブ上を弾いても元の音を歪ませているため
倍音にかき消されてオクターブ上を弾いたと認識しづらいです
そのためピッチエンベロープをしているのだと考えています
補足としてピッチエンベロープをしていなくてもフィルターのレゾナンスを上げてアタックを強調する方法もありますが、
低い周波数をエンベロープするとある高さの音だけ音量が変に大きくなってしまうことがあるので、ピッチで代用しているのかと思います
asdf2023.10.23 22:53すでクイさんが回答されているように、808ベースのアタックの部分を作るためです。808ベースは「キック+ベース」のような音ですよね。単に矩形波のベースが鳴っているというよりは、頭にキックの音が鳴っている感じです。単純にキックの音をレイヤーしてもよいのですが、シンセ内で行う場合はピッチベンドなどが使えます。
キックやスネアの音は、ざっくり分けると、音のなり始めほんの一瞬の部分(transientなどと言います)と、それに続く部分の二つに分けられると思います。Transientは非常に短くて、ほんの数msから数十msくらいしかありませんが、人間の耳はこれをよく聞き分けられるようになっています。これは短いクリック音やノイズのような音で、キックの音色を形作る重要な部分です。Transientに続く部分はサブベースのような低音の部分で、キックの「重み」や「パンチ」を作る部分です。
キックやスネアの音をシンセで作成するときにピッチベンドを使用するのは、transientの部分を再現するためです。急速なピッチベンドによってクリック音のような音を作っているんですね。添付した動画をご覧いただければわかると思いますが、ピッチベンドに割り当てたエンベロープの形によってキックの音色が結構変わります。
Kick2というキックを作成するためのプラグインがあるのですが、これもsine波のピッチベンドを利用しています(多分)。YouTubeなどでKick2の動画を調べてみると、大体何をやっているのかがわかると思うので、ぜひチェックしてみてください。
添付ファイル:
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