マイナースケールの調性引力論とトーナルセンターの認知

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  • ヒズミ零
      ヒズミ零

      初めまして、ヒズミ零と申します。初めての書き込みです、よろしくお願いいたします。

       

      早速なのですが、世の中の曲は(教会旋法などの特殊なスケールを除けば)

      「メジャーキーと考えた方が自然」

      「マイナーキーと考えた方が自然」

      「メジャーとマイナー、無理矢理どちらかに決めない方が自然」

      の3つに分けられると思います。

       

      そんななか、私は昨今の音楽はかなりの割合で「マイナーキーと考えた方が自然」な曲が多いように感じます。

      (明らかにほとんどのフレーズがVImで終わっている、メロディもcよりもaの方が多い、など…)

      特に、最近の有名なボーカロイド音楽はメジャーキーの曲を探す方が難しいです。

       

      そのため、メジャーキーを中心に論を進めていくメロディ編第1章には現実とのズレを少々感じており、

      ナチュラル/ハーモニック/メロディックの3つのマイナーキーを学ぶ第3章でも、マイナーキーに関する解説に物足りなさを感じています。

       

      そこで、私なりにマイナースケールの調性引力論とトーナルセンターの認知について考えてみました。

      …ですが、あまり自信がないので、皆さんのご意見をお伺いしたいのです。

      よろしくお願いいたします。

       

      【マイナースケールのトーナルセンター認知】

      マイナースケール(ここでは分かりやすくAminorキーとします)では、ラとAm(VIm)が最も安定する音です。

      そして、このAm(ラドミ)上でドの音を鳴らすと、2つの状態が重なります。

      ・ドは平行調のC Majorのトーナルセンターであるため、メジャーキーよりの明るい音に聴こえる

      ・ドはAmの3rdシェルであるため、マイナーコードの暗さが強調される

      そのため、明るい方へ引っ張る力と、暗さが強調される力、どちらの方が強いのか…と考えることがかなりあります。

      私としては、マイナースケールにおけるドの音は、あまり明るさを感じず、暗さを感じることの方が多いのですが…皆さんはどう思われますか?

       

      また、同主調のAminorとAMajorを比較すると、構成音が異なるのはド、ファ、ソの3つです(ハーモニック/メロディックマイナーの場合を除きます)。

      そのため、この3つがいわば「メジャー/マイナーキーの特性音」のようなものなのでは…と仮説を立てています。

      ゆえに、この3音をどれくらい鳴らすかで、曲がメジャーなのかマイナーなのか、トーナルセンターの認知が変わるのでは…と感じています。

      例えば、シャープがついていないド、ファ、ソが頻繁に登場してラで収束するメロディは、よりマイナー感が強まるような気がします。

      果たしてどうなんでしょうか?ドが連続するとメジャー寄りになりそうですが、ラに収束するとマイナーキーらしさが強く出るような…。

       

      【マイナースケールの調性引力論について】

      マイナースケールの調性引力論は、ほとんど「ラとソの傾性が逆転する」という説明しかなかったように感じます(それと、そのことの証明)。

      そのため、改めて1音ごとの傾性と特徴について考えてみました。何かご意見があれば教えてほしいです。よろしくお願いいたします。

       

      (同じくAminorキーで考えます)

      ラ  マイナーキーのトーナルセンター。言うまでもなく最も安定する。

      シ  全音下にマイナーキーのトーナルセンター、半音上にメジャーキーのトーナルセンター。半音上行の方が滑らかだが、音重力を考えると全音下降も滑らかに感じられる?

      ド  メジャーキーのトーナルセンター。安定するが、マイナー/メジャーらしさのトーナルセンターが揺らぎやすい音でもある?あまりメジャー由来の明るい感じはしない…?

      レ  上も下も全音差であるため、どちらにも同程度の傾性を持つ。基調和音の範囲内ではコードの構成音と半音関係になることがない(多分)ため、そこまで傾性は高くなく、メジャーキーと同様浮遊感がある…?

      ミ  ラの次に安定する。

      ファ メジャーでもマイナーでも強傾性音。だが、ファ♮はAminorキーの構成音であるため、マイナーらしさを出すためには重要?47抜きは合わないかもしれない?

      ソ  トーナルセンターのラへの傾性が発生する。特にハーモニックマイナーでソ♯になっているときは尚更。

       

      メロディ編第1章では「ファは強傾性音なので無駄打ちしない方が良い」とありましたが、マイナーキーではある程度ファを連発しても、マイナーらしさが出て魅力的だな…と感じることが多いのですが、どうでしょう。

       

      【追記 マイナーキーの方が使い勝手が良い?】

      マイナーキーの曲をメジャー寄りにするのはやりやすいように感じます。

      例えば、Am(マイナーキーの主和音)の上でド(メジャーキーの主音)を鳴らしても3rdシェルとなり安定します。

      逆に、メジャーキーの曲をマイナー寄りにするのは少し工夫が必要な気がします。

      例えば、C(メジャーキーの主和音)の上でラ(マイナーキーの主音)を鳴らすと6thシェルとなり、短6度ではないにしろフレーズ終わりに使うときには傾性が強すぎる気がします。

       

      以上です。皆様のご意見をお待ちしております。

      シノッティKuma J Sato
      シノッティ
        シノッティ

        僕はあくまでメジャースケールがセンターだと考えています。マイナーキーという概念すら必要ではないと考えます。マイナースケールはそのモードの1つに過ぎないと思います。全てメジャースケール×12(その組合せ)に還元されるべきだと、僕個人はそう考えています。

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