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ホーム › チャンネル › 音楽理論 › 自由派音楽理論 › コードの明暗について
音楽を始めたばかりで大変初歩的な質問になります、すみません。
例えばCコードであれば、CとEは長三度でEとGは短三度であるのに対して、CmコードはCとE♭が短三度でE♭とGが長三度で積み重なっていますが、どちらも長三度の響きと短三度の響きを一つづつ持っている点でおんなじであるのにコードのクオリティの差が生まれるのはなぜでしょうか。
私の仮説として、より低い音域にある響きの方が全体の響きへの影響が大きいから、Cコードでは長三度の響き、Cmでは短三度の響きが前面に出てくることで、ただ順番が変わっただけなのに明暗が変わるということです。
この仮説のようなのであれば、例えばCmを転回してE♭- G – C と積み上げた場合は長三度の響きが優勢となりむしろメジャーコードのような響きがするということになるのでしょうか?
それとも、そもそもコード単体でクオリティについて考えるのではなくあるキーを基準として考えると想定されているダイアトニックコードに対して変位した音が上がるか下がるかで聞いた感じに影響が出るということなのでしょうか。
まだ私自身音感が育っていないうちに考えていると混乱してきてしまったので、どうか教えていただけますと幸いです。
音の周波数の比率によって違いが説明できます。C・E・Gと音を重ねた時、その周波数の比率は4:5:6になりますが、C・E♭・Gと重ねた時、その周波数の比率は10:12:15になります。この違いが響きに大きな差を生んでいるんですね。 あと、E♭- G – Cと音を並べ替えてもあまり大きく響きが変わることはありません。
これは完全に余談ですが、5度音が上がると周波数は2/3倍に、1オクターブ音が高くなると周波数は2倍になります。
訂正 誤:5度上がると周波数は2/3倍 正:5度上がると周波数は3/2倍
あとこれも余談ですが、人間は周波数の比率が簡単な和音を「綺麗だ」「よく調和している」と捉える傾向があります。例を挙げると、綺麗だと言われるものでは、ドとファ(完全四度)が3:4、ドとミ(長三度)が4:5となり、不協和音ではドとソ♭(減五度)が45:64となります。
なるほど理解しました!ありがとうございます!
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