私の感覚的な解釈になってしまうのですが、参考にどうぞ。
音楽は言語で曲は物語のようなもという前提で聞いてください。
この曲は華麗な怪盗の物語とすると綺麗に起承転結しているんですね。
で全体の流れとして
イントロ(颯爽と登場)→Aメロ(華麗な紹介)→Bメロ(憂鬱な回想)の後の
サビへの繋ぎ(気持ちの切り替え)で1:02の流れが現れます。
この1:02が転の部分になるわけです。
ベースは下りてくし基調外和音だし一体どうなるの?と聴者を混乱させます。
これは「さぁみなさん注目してください」とナレーターが入っているようなニュアンスです。
Bメロの憂鬱さと溜まった混乱を次のメロディでかっこよく断ち切り
サビの物語へと続いていくという形になっています。
しっかりとストーリーが表現された素晴らしい曲ですね~、と思いました。
つまり、1:02の進行は
意図的に「注目させるための進行」ということ、と今の私は解釈します。
基調外和音は聞いてる人に違和感を持たせる(注意を引き付ける)スパイスとなるわけですね。
六つの基調和音 ❶
ありがとうございました。