ドリア旋法の「補助コード」について。

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  • たか
      たか

      こんにちは。いつも音楽理論を学習させて頂いております。素晴らしいサイトを公開して下さり有難うございます。
      ドリア旋法を学んでいて疑問点があったので質問させていただきます。

      ドリア旋法の補助コードに関して、Ⅲ, Ⅳ, Ⅵのコードが、

      ・Aドリア旋法の音階において、なぜ「バランス取りとして効果的」なのか
      ・どういう点で「Aマイナーキーでおなじみのコード」なのか
      ・なぜ「キー・センターを強力に安定させる」のか

      の3点について十分な理解に至らなかったのですが、解説をお願いできますでしょうか?
      よろしくお願いします。

      たか
        たか

        ドリア旋法


        該当記事のURLはこちらです。

        plugmon
          plugmon

          ここでいうキーセンターの安定とは「Gメジャーキーに感じさせない & Aマイナーキーらしく感じさせる」ということです。

          ・Fについて
          FはGメジャーキーの基調和音でなく、Aマイナーキーの基調和音であるため、例えば「F-G-Am」のようなコード進行を組めば、誰しもがAmがトニックだと認識するということです。

          ・Eについて
          EはAメロディックマイナースケールやAハーモニックマイナースケールにて、Emの代わりに登場するコードです。こうした短音階がそもそもAの中心としてのパワーを高める音階という話だったので、例えば「Am-C-E-Am」のような進行を組めば、Amがより中心らしく感じられるということです。

          ・Aについて
          Aについては、コードI章「クオリティ・チェンジ」で紹介した、AmをAに変えて明るく終止するパターンを意図して紹介しました。「Am-D-G-A」のような進行を組めば、Aでしっかり終止感を得ることが見込まれるコードです。

          ただ確かに、E,AについてはGメジャーキーのVI, IIでもあるので、これらの和音を使えばAが中心として感じられるというのは、やや説明不足でしたね。あくまで前後の進行もコミで、こうした補助コードを用いてAが中心音であることを強調することができる…という感じです。

          たか
            たか

            前後の進行を考慮して、ということですね。
            理解できました。ありがとうございます!

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