ホーム › チャンネル › 音楽理論 › 自由派音楽理論 › E7-5/B♭ は何者ですか?
D△7→C#m7→F#m7→B7→E7-5/B♭→A△7 というコードの E7-5/B♭ というのは、何者なのでしょうか??メジャーセブンスフラットファイブと解釈も出来ますか?(そもそもメジャーセブンスフラットファイブが存在するのかもわからないのですが…)もしメジャーセブンスフラットファイブと解釈出来たら、これはドミナントとして使えるものなのでしょうか? あと E7-5/B♭ は、構成音が違うからE7の裏コードとはなりませんよね?
この曲のキーであるAメジャーキーにおけるB(m?)7→E7→Aと、いわゆるⅡm→Ⅴ→Ⅰの動きをしていて、その中でルート音のみが半音づつ下がる(クリシェする)ように作られたものだと思います。なのでメジャーセブンスフラットファイブというひとつのコードではなく、コードとは別の動きでルートが動いているととらえた方がいいですよ。不協和音を避けるためにEコードの5度の音は抜かれていて、結果として表示はE7-5onB♭となっています。なのでドミナントとして様々な場面で活用する、というのはないでしょう</p>
なるほど!
オルタードスケールを使っているのかなと一瞬思ったりもしましたが、ルート音をクリシェしていると考える方がスッキリしますね。
ありがとうございます!
クラシックで言う「フランスの六」と全く同じものだと思います。ポップス的に解釈するなら、裏コードのちょっとした変形でしょうか。異名同音で読み替えて、B♭7(-5)と考えるとすっきりします。
このサイトでも解説がありますので、興味があれば増六の諸和音 – SoundQuestを読んでみてください。
本旨ではありませんが、この和音記号なら「メジャーセブンスフラットファイブ」ではなく「セブンスフラットファイブ」です。セブンスとメジャーセブンスは別物なのでお間違えの無きよう。
失礼、リンクが貼れていませんでした。「増六の諸和音」、興味があれば以下から飛んでください。
増六の諸和音 – SoundQuest
このトピックに返信するにはログインが必要です。
Only fill in if you are not human