クロマティック・ミディアント

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      見切り発車P

      こんにちは、クロマティック・ミディアントについての質問です。

       

      ミディアントおよびサブミディアントはトニックとの関係で呼ばれる名前だと思うのですが、

      トニック以外が進行元でもクロマティック・ミディアントは成立するのでしょうか。

       

      コードで言うと、

       

      C -> Em: ミディアント

      C -> E: クロマティック・ミディアント

      C -> Eb: クロマティック・ミディアント

       

      ですが、C以外、例えばFあたりでもクロマティック・ミディアントになるかということです。

       

      F -> Am

      F -> A

      F -> Ab

       

      見た感じ同じ理屈に基づいているし、

      Fを仮のトニックとみなせばなるような気がしますが…いまいち確証がなかったので質問してみました。

       

      あとジョージ・ハリスンに3度の動きが頻出することを発見しました。

      Savoy Truffleのヴァースとか

      E E

      F# A

      G B

      Em C G

      こんな感じで、この F# -> A, G -> B, G -> 冒頭のE をクロマティック・ミディアントとみなせば一気に見通しが良くなると思います。

      hanabusa
        hanabusa

        F(サブドミナント)をトニックとみなすことはできません。それはもうヘ長調になってしまいます。成立しません。

        クロマティック・ミディアントというものは「同主調短調からの借用」という和声の言葉でも説明できます。

        CからE♭という離れたコードに飛べるのは、ハ長調と主音が同じハ短調のコードだから許されることです。

        また、「各音度調」という言葉もあります。ダイアトニックコードから始まるそれぞれのキーなら自由に転調できるというものです。

        例えばハ長調なら、Dm→ニ短調 Em→ホ短調 F→ヘ長調 G→ト長調 Am→イ短調 BdimはBmにしてロ短調に転調することができます。

        ただ、調号が一つや二つ変化したキーに転調するくらいなら割と自由ですが。

        勝手に和声の言葉を使って説明してしまいすみません。ですが、和声理論とポップス理論はほとんどが共通していますので。

         

        見切り発車P
          見切り発車P

          ありがとうございます。

          クロマティックミディアントも借用和音の一種として捉えられるのですね。

          件のジョージ・ハリスンの曲は一時転調の連続として考えたほうが良さそうです。

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