曲を作ってるとよくありますね…。
自分も手が止まってしまうことが多いのですが、こういうときはとにかく続きのパターンをたくさん書いてその中から良いのを選ぶのがいいでしょうね。はじめはイマイチだと思ってものや半ば投げやりに書いたものが意外とハマるのもまたよくあることです。
その上で…アイデアのひとつとして、モチーフのサイズをちょっと意識して作ってみるというのはどうでしょうか。
8小節だとメロディは小節数2:2:2:2に区切れる構造がおそらく最もオーソドックスだと思いますが、たとえば前半が2:2なら後半は4の大きな流れにしてみるとか。逆に前半が4であれば後半は2:2だったり1:1:2と短くして畳みかけるようにしてみる、とかいったふうに変えてみると、コピペ感は避けられますし、これまで思いつきづらかったメロディが発想できるかもしれません。
以下、思い浮かんだ例を少し挙げてみます。JPOPの例曲はいずれもサビ部分です。
2:2:4(1:1:2)…風の憧憬(クロノトリガー)、サウダージ
4:2:2…小さな恋のうた
4:1:1:2…おおぞらをとぶ(DQ3)
2:2:1:1:2…天体観測、空も飛べるはず
もちろん2:2:2:2や4:4が悪いということでは全くなく、安定的で聴きやすい展開を作りやすいものだと思います。一方長さに変化をつけた場合は有機的だったりドラマチックな展開になりやすい印象です。
もっとも、こうしたこともガチガチに意識すると息苦しいメロディになってしまいがちなので、試すにしてもあくまで補助線的に、軽く意識するにとどめておくのが良いかと思います。