定番のコード進行である4536を変形した、という解釈でもあながち間違いではないと思います。
根拠として、根音省略という概念があります。解説は以下リンクにて。
http://imion.jp/index.asp?id=181
また、根音省略した和音と、その機能の比較についての興味深いスレッドがサイト内にありましたので、参考になればと思います。
根音省略による機能同一視について
もし4536の変形ではない、とした場合の解釈方法を一つ書かせていただきます。
7→3→6は暗いながらも、parinkoさんの仰るように安定感のあるツーファイブワン(強進行)の繋がりです。
一方で、4→7への跳躍はトライトーンのため、不安定さを感じますね。
したがって、『サブドミナントの役割を持った4を進行の頭に独立して置いて、続く7で強い不安定さを演出したが、その違和感を736の力強い安定感でねじ伏せた』、という解釈もできそうです。
4-7-3-6 あるいは 4-5-3-6 のようなイーブンの関係性ではなく、
4:7-3-6 というようなイメージでしょうか。
この解釈は曲のテンポや全体の展開次第で当てはまらないパターンもあると思います。
メロディ先行でリハモした可能性について。
メロディにレを使う場合、ベースがソだと五度の硬い響きがするから避け、シにした、という場合ならありえるかもしれません。
SoundQuestでいうところの、3rdシェルってやつですね。
例えば、作曲者としての視点でこのコード進行を使う場合を考えるなら、ミ~レ~レ~ド~というアウトラインを使う場合などでしょうか。