コーラス・アレンジについて
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Donald Fagen2021.9.8 23:53
山下達郎やJacob Collierのような多重録音コーラスに憧れているのですが、どこから手をつければ良いのか分かりません。
https://twitter.com/jacobcollier/status/1392933586681139206?s=20
このような美しいハーモニーを作ってみたいと思うのですが、耳コピをしようにも音が完全に混ざり合っていて、全く歯が立ちません。
どのようにすればこのような美しいハーモニーを形成できるのでしょうか?
また、このようなコーラスを耳コピで分析する方法はあるのでしょうか?
play music !2021.9.10 06:18Jacob Collierさんは、
確か楽器演奏の多重録音でも
話題になっていたアーティスト
ですよね?^^「Overjoyed」は
原曲そのものが
なんとも美しいです!コーラス・アレンジについて
「できれば達郎さんご本人の
解説ないかなぁ」
なんて思っていたところ、
仕事帰りの電車の中で
こんな貴重な秘蔵テープが…FM東京 音楽ってなんだ
「コーラスなんかこわくない」
山下達郎
→
「どのようにすれば
このような美しいハーモニーを形成できるのか?」
についての
足がかりとなりますように…^^ぱみ2021.9.15 15:10Jacob Collier さんの作るハーモニーに憧れて勉強している者です。
> どのようにすればこのような美しいハーモニーを形成できるのでしょうか?
ジャズの音楽理論と和声法を勉強することで、ハーモニーを作るコツが学べると考えています。> このようなコーラスを耳コピで分析する方法はあるのでしょうか?
出来るかどうかは分かりませんが、WaveTone や PitchMonitor というソフトを使うのは一つの手だと思います。また、以下のような YouTube の動画を参考にするのは良い方法だと思います。
参考になれば幸いです。
play music !2021.9.21 09:07多重録音コーラスの
①レコーディング手法
②編曲書法についての資料が
手元にありましたので
追加情報となります…^^①【レコーディング手法】
どのようなコーラス構成
(1人多重、2声、3声、4声など)
であっても、
レコーディングにおいては
「ひとつの声部について
全く同じ歌を同じ声で数回重ねる」
という手法が
コーラス・アレンジでは
よく使われているようですオーケストラの各パートにおいて、
複数人で演奏すると
音に厚みが出る原理と似ていますが、
「同じ人が同じ声」で重ねるところに
この手法のミソがある
ということになります以下は、手元にあった
“デモテープ製作ハンドブック”
という本からの抜粋です●ダブル
「全く同じ歌を別々のトラックに2つ
(またはそれ以上)録音し、
同時に再生するというものだが、
人間どんなにうまい人でも
位相レベルまで全く同じように歌う
などというデジタル声帯の持ち主は
いないわけで、
独特のうねりと広がりが得られる〜中略〜
ハモリのパートだけをダブルにして
わざと音像をぼやけさせる手もある
ミックス・ダウン時に
ディレイやハーモナイザーを使って
似たような効果を作ることは
できるが、
ある程度歌に自信のある人ならば
このやり方の方が効果絶大」Jacob Collierさんは、
自分の声をリアルタイム
にサンプリングする
独自開発のハーモナイザー
をライブで使用しているようですが
「Overjoyed」は
多重録音の手法ではないかと
思われます…がしかし!
全ての声部を
同一の声で数回重ねる
1人多重録音コーラスというのは、
途方もない労力を要することが
想像されます😁とは言え…
ど素人の私も便乗させて頂いて
Overjoyedの多重録音コーラスを
「いかにコピーして再現するか」
につきまして、
簡単な実験をしてみることにしました
たった2音節だけのコピーですが、
それなりの結果がでましたら
改めてレポートさせて頂きます^^
成功率は極めてうすーい感じです😁play music !2021.9.21 09:28続きまして…
②【編曲の書法】
コーラスアレンジの書法に
つきましては、達郎さんがわかりやすく
説明されているようにどのような構成(人数、男女比)
にするか?
メロディに対して
上でハモる、下でハモる
上下でハモる
どんな音程でハモる?
とか、
和声上の制約から
4声の場合は、
4つ目の音を担当する人は
地獄の苦しみを味わうとか😁などの分析がされるようですが…
例えば
第1転回形(6の和音)における
重複の制限(3度の重複はNG)
の問題で、「多重録音コーラスでは
重複の制限はどうなのか?」
について、
とある作編曲家の方が次のように
述べられています以下は、
“編曲の本”
という本からの抜粋です「『ドミソ』とあって
バスに『ミ』がある場合、
上に『ミ』をもっていかない、
という気持ちはよくわかる
だがしかし、
ヴォーカルをやっている関係上、
ヴォイス多重録音などを
自分でやっている点で考えてみると、
こういったことは
たいした問題ではない
ある種の異次元感を求めて
やってしまうようなところもあり、
理論から逸脱してしまうことが
多々ある
理論上パーフェクトで、
かゆいところに手が届き過ぎると
うっとうしい、
という場合だってある
コーラスアレンジ作品は
数多くあるが、
人の声の音域には限りがある
その中でどれだけ飛んでいけるか
ということのほうが重要である」また、
「一般的なコーラス書法」
について
別の作編曲家の方が
以下のように述べられています「コーラスを編曲する時、
最も重要なことは”歌いやすさ”
であり、
いわゆるヴォイスリーディング(※)を第一に考えることである」※各声部が
それぞれメロディーとして
成立していて、
どの声部を歌っても
歌いやすく楽しいという
編曲上の重要な書法すなわち、
「理論には常に例外が存在して、
ときには和声よりも優先されるべき
ものがある」
と主張されています以上ご参考までに…^^
play music !2021.9.26 17:21Overjoyedの
コピー状況につきまして
中間レポートとなります…「簡単な実験を
してみることにしました」
などと書いてしまったことを、
心の底から後悔しております😁💧笑信じられないくらい
たいへんなんです!わずか
2音節のコピーなのに・・・😰ジョン・メイヤーの「neon」
という曲を完コピするのに、
1年ほど家に引きこもったことを
思い出してしまうくらいの
難易度を感じますとりあえず
それなりのものはできまして、
ど素人にしては
「ここまでよくやった!」と
自分に言い聞かせたいところ
なのですが、
完コピからは程遠い
という状況なんですとは言え…
実際にやってみて
わかったこと
わかっていないこと
がはっきりしてきました恐ろしいことに
やればやるほど
ひどい出来になったり
するんですよ😁
達郎さんが最低3ヶ月は
我慢しろとおっしゃっていたことが
身にしみてよくわかりました😂引き続き作業を続ける傍ら、
わかったこと
わかっていないこと
自分がどのように考えて
作業してきたのかを
別のスレッドを
立ち上げて告知できれば
と思ったりもしています…それでは、失礼致します^^
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