構成音だけでなく楽曲の中でベースがある場合まずベースを聞き取ってください ほとんどの場合コードはそれをルートにしたものになります 以下は構成音しかない場合を書きます
コードの分析はその場でどうこうできるテクニックはないように思います。コードに対する感覚を磨くしかありません
①調性を感じ取れるようになってください
②機能を感じ取れるようになってください
トニックはどっしり安定した感じ、サブドミナントはふわっと浮いた感じ、ドミナントは緊張した感じ…のように機能の印象を自分の言葉で納得できるようになってください
①②ができればコードは2択に絞れます(例えばトニックならⅠかⅥmです)
③ノンダイアトニックコードのキャラクターを感じ取れるようになってください
実際の曲中で使われるコードは限られていますⅢ7は情熱的、Ⅳmは哀愁、Ⅴmは都会的で爽やか(これらは自分の言葉です)のように頻出のノンダイアトニックコードに対してラベルを貼ってください そのうちこれは〇〇だなとわかるようになります
④クオリティを感じ取れるようになってください
テンションでお困りのようなのであなたは高度な音楽を聞いてるようですね テンションで使われるのはこれまた限られています頻度高→(9,-9,+9)頻度低→(13,-13,+11,11) ③のように自分で弾いてみたり打ち込んでみるなど体感してみてください
⑤モードはコードとは関係ありません
もしモードが使われている場合それはコードは聞き取りやすくなるはずですなぜならモードによる楽曲はそのモードを特徴づけるコードで一発しかない楽曲もあります。またモードによる音楽はコードに制限がかかりますのでコードの種類は減ります(変性コード)詳しくはメロディ編Ⅲをご覧ください