マイナー・シャープファイヴ

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      ThreaQ

      コード編III章の「augとdim」の「マイナー♯5について」の項において
      > さらにこの先進んでいくと、このコードには実際には別の名前をあてた方がしっくり来ることも分かってきます。
      とありますが、これについての言及はあるのでしょうか。
      もしも見落としていたら申し訳ありません。

      RK
        RK

        その章をざっくり流し読みしてきましたが、記事を書かれた方が何を言わんとしたのかは本人にしかわからないので参考程度に私の思ったことを聞いていただければと思います。

        鍵盤を用意して確認していただくとわかりやすいと思います。
        前置きとして、〇m♯5の構成音ですが、R,m3,♯5となります。Cm♯5だとド,ミ♭,ソ♯です。
        ここで注目していただきたいのがこの「♯5(ソ♯)」という音です。別に言い方があるのに気づきますでしょうか?
        この「♯5(ソ♯)」というのは「♭6(ラ♭)」と言い換えることができます。(状況によりそうでない場合もあります)
        そうすると別のコードが見えてくると思います。
        「A♭(ラ♭,ド,ミ♭)」というコードです。Cm♯5というコードはA♭の第一転回系と構成音が同じなのです。

        〇m♯5というコードは常に、吊り上がった5thの音(♯5)を別の音(♭6)に言い換えそれをRとしたメジャーコードの第一転回系となります。(ex.Dm♯5→B♭,Em♯5→C)
        そしてほとんどの場合、クリシェなどの狙った使われ方をしないのであれば言い換えられたコード(今回はA♭)としての性格・機能を持つように思われます。そしてその方が解釈として自然である場合が多いです。

        > さらにこの先進んでいくと、このコードには実際には別の名前をあてた方がしっくり来ることも分かってきます。
        おそらくこちらの文章とつながるのではないでしょうか。

        plugmon
          plugmon

          まさしくRKさんが仰るように、#5をルートにとったコードの第一転回形として捉えることが多いという話なのですが、スラッシュコードの記事ではその件については言及していないんですよね…。

          ちょっと「今更掘り返した感」があるのと、内容が充実しているスラッシュコードの記事のボリュームが膨らみすぎるのを懸念してのことです。

          一応「分かってきます」であって「後に説明します」ではないので、この件を放置してもギリOKかなという判断だったのですが、この「伏線未回収感」は正直私も感じていました。

          そして実際に違和感を覚える方がいるならやはりフォローすべきかと今思いました。4章か5章のラストに、コードネームの解釈全般に関する記事をひとつ設けようかと思います。
          そこで+11と-5の区別や、異名同音と解釈の関係などについて論じれば、内容的にも充実するかなと🌞

          ThreaQ
            ThreaQ

            「コードネームの判別法」を読みました。
            “伏線”が回収されていてスッキリしました。
            さらにIIm/Vなどのよくある事例にも言及していてたいへん興味深い記事でした。

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