中国風の曲について

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    <p style=”text-align: left;”>中国風の曲について、何故そのように感じるのか分からず(元ネタがある?)困っています。</p>
    東京事変の「孔雀(曲の後半あたり)」とPerfumeの「超来輪」にほとんど同じフレーズがありそれが中国風に聞こえます。

    ヨナ抜き音階ではあると思うのですがハモリ方や楽器は特別中国風にしようとしている訳では無いので、他の数多のヨナ抜き音階と何が違うのでしょうか

    特に移動ドで「ミーソッ レー」に中国を感じます。

    チャンネル違い等、間違いがありましたら申し訳ありません。

    何かわかる方いらっしゃいますでしょうか

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    パフュームの曲を聴いてみますと、

    ♪休♪休🎵♪休

    ♪休♪休♪休休休

    「タン、タン、タタ、タン

    タン、タン、タン」

    のリズムがモチーフとなって、

    このリズムが少しずつ変化して繰り返されているような気がします

     

    このグルーヴ感をどんどん無くしていくと

    同じミソレでも違って聴こえてくるのかもしれません

    特に詳しいわけではありませんので、

    勘違いだったらごめんなさい(^^;

     

    ご参考までに…

    →「グルーヴのないリズムの追求」

     

    ここに登場する「firecracker」という曲も

    さきのリズムの変形?がモチーフになっているような気がします

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    コメントありがとうございます。

    2つの曲で似たメロディがあったためその部分だけで考えてしまっていたのですが、コメント頂いたメインリフ、曲全体のリズムやそのメロディもかなり関係ありそうだと思いました。

    また、録画していた東京事変の解説番組で丁度「孔雀」を取上げていて「5度のシンセ」との言及があり、バッキングのシンセが影響がありそうです。

    ただ先のレスで挙げた部分のメロディだけでも中国…というか日本ではないアジア?オリエンタル感?が強烈にある気がしたのでそこがやはり気になります

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    メロディの視点で見てみました^^

     

    芥川也寸志さんの「音楽の基礎」という本の

    「音階」の章で、

    ピタゴラス・コンマ

    (5度音程を重ねると13番目に基音とほとんど同じ音程が得られる)

    についての記述があるのですが、

    そこで中国での音律の研究について以下のように述べられています

     

    〜〜〜

    中国の音律研究の功績者、中国のピタゴラスともいえる人物は、

    漢の京房であった。

    京房は「三分損益法」により、

    五声十二律を定め、さらに六十律まで計算したが、

    基音(宮)に戻ることはできなかった

     

    「三分損益法」は竹を切り、

    その響鳴音で音律を研究したものだという。

    ある長さの管を三等分し、

    その三分の一をとり去って(三分損)鳴らすと五度高い音が得られ、

    今度は三分の一の長さをもとの管につけ足して(三分益)鳴らすと、

    四度低い音が得られる。

    それを繰り返して音列をつくる方法で、

    結果はピタゴラスとまったく同じものとなる。

    〜〜〜

     

    この文面に出てくる「五声」とは

    移動ドでいうと

    「ド、レ、ミ、ソ、ラ」を指しているようです

     

    私の解釈では、

    三分損益法から

    ドからラが得られ(5度上)

    ラからレが得られ(4度下)

    レからソが得られ(5度上)

    ソからミが得られる(4度下)

    ということで、

    この5音音階が中国っぽさを感じる理由なのかも?

    と考えてみました

     

    試しに

    「ドレミソラ」だけを使って

    適当にメロディを作ってみると

    なんとなく中国っぽい?感じがします

    気のせいかもしれません笑

     

    「特に移動ドで『ミーソッレー』に中国を感じる」

    に通じているような気もします…

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    すいません、訂正です(^^;

     

    (誤)

    ドからラが得られ(5度上)

    ラからレが得られ(4度下)

    レからソが得られ(5度上)

    ソからミが得られる(4度下)

    (正)

    ドからソが得られ(5度上)

    ソからレが得られ(4度下)

    レからラが得られ(5度上)

    ラからミが得られる(4度下)

     

    求めているメロディのヒントのようなものになっていれば

    よいのですが…

    求めているものと違ってましたら

    ごめんなさい(^^;

    水里
    水里

    同じ音階でもフレーズに地域性のような違いがあって「〇〇風に聞こえる」というのは、経験的にそう感じることは分かっていても具体的に説明しようとすると難しいですよね。
    大ざっぱですが日本・中国の民謡に絞って音階の比較で考えてみたいと思います。

    通常ヨナ抜きといえばドレミソラドですが、日本の民謡ではこのタイプ以外にもラシドミファラというヨナ抜き短音階が出てきます。シドのように半音を含むのが大きな特徴です。一方で中国の民謡ですが、すでに上の方が詳しく言及されているように三分損益法による五声=ドレミソラで特徴付けられます。こちらは半音程を含みません。

    さらに日本・中国で共通するドレミソラドを終止音始まりに直して考えてみます。日本の古い民謡に多いのはラドレミソラ(もしくはレミソラドレ)、中国の民謡で多いのはドレミソラドとソラドレミソです。ここで例えばですが、上側3音に注目すると日本はどちらも下から短3度+長2度、中国は長2度+短3度という構造が共通しています。なので同じドレミソラの隣り合う3音のメロディーだったとしても、レミソやソラドは中華風でミソラやラドレは和風な傾向にあると言えると思います。

    これが「ミソレ」が中国っぽく聞こえる理由のひとつになると思いましたが、もちろん他にも理由があるかもしれません。参考になれば幸いです。

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    私の「メロディの視点で見た中国風とは?」の記述は、

    以下の疑問に全く触れていないことに気づきました(^^;

     

    「ヨナ抜き音階ではあると思うのですがハモリ方や楽器は特別中国風にしようとしている訳では無いので、他の数多のヨナ抜き音階と何が違うのでしょうか」

     

    …ということで、改めて考え直してみました

     

    純粋に音階のみに中国風を感じるのであれば、

    「ドレミソラの並び順(音の高さの変化)」か

    「ドレミソラを奏でるテンポ(音の長さに関わる要素)」に

    他のヨナ抜き音階との違いがあるのでは?

    と考えてみるのが自然ではないかと思い…

     

    ”特に移動ドで「ミーソッレー」に中国を感じます。”

    この言葉にもう一度耳を傾けてみました

     

    私が着目したのは

    ”ソ→レの4度下の音に下降するメロディ”です

    ピタゴラスは「ソ」から5度上の「レ」を得ましたが、

    中国では三分損益法により「ソ」から4度下の「レ」を得ました

    「ソ」から5度上がっても4度下がっても同じ「レ」という音素が得られますが、

    メロディラインとして考えると意味合いが異なります

     

    Perfumeの「超来輪」をコピーしてみますと、

    歌の前半では短3度上がって4度下がる

    歌の後半では長2度上がって4度下がる

    というメロディラインの動きが

    繰り返し現れているように思われます

     

    ということで、

    「ドレミソラの並び順」につきましては、

    4度下への動きに

    中国風のヒントがあるのでは?

    と考えて簡単な実験をしてみることにしました

     

    なお、「ドレミソラを奏でるテンポ」につきましては、

    ほんの僅かなテンポの違いによって

    曲のイメージがガラっと変わってしまいますので、

    問題を単純化する為にテンポを最速(Presto)の設定としました

     

    実験内容は以下の通りとなります

     

    「君が代」より、

    ”いーわーおーとー  なーりっ てー(ミーソーラーソー    ミーソッ レー)”の

    メロディを借用して加工してみます

     

    加工手順

    ①このフレーズのテンポをLargo→Prestoにします

    ②”なーりっ てー(ミーソッ レー)”の「レ」の音をいろいろ変えてみます

    ③”なーりっ てー(ミーソッ レー)”の「ミ」の音を分割して同音連打させてみます

     

    「君が代」の選曲につきましては、水里さんの分析を参考にさせて頂きました

    「ミソラ」を弾いた瞬間に、君が代のメロディが浮かび、

    次の瞬間にハタと手が止まりました

     

    なんと「ミソラ」の次に「ミソレ」が出現してしまったのです!

    前半が「和風」で後半が「中華風」ということになります

    方言の語尾や「〜〜じゃね?」とかの語尾が

    特定の地域を特徴づけたり流行りの言いまわしを特徴づけるように、

    ちょっとした加工により果たしてこのメロディは

    中華風になってしまうのでしょうか?!

     

     

     

    それでは実験結果のご報告となります

    私の受けた印象は…(あくまでも個人的な感想です^^)

     

    ①の加工で一気に中国風に変化したような印象を受けました

    →テンポの変化によってリズムが強調されたり失われたりすると、

    同一のメロディでも異なる印象を受けると感じます

     

    ②の加工で「レ」以外の音は中国風の雰囲気は感じられませんでした

    →「4度下に降りて、曲の途中でひと休みする」というメロディ感が、

    なんとなく中国風のひとつの特徴になっているような気がしました

     

    ③の加工で4度下降前の音を適当に分割して同音連打のスパイスを追加すると、

    リズムが更に強調されてより中国風に感じられました

    →これはもはや音階ではなく、明らかにリズムの特徴であるという

    認識です

     

    鼻歌でも楽器でもDTMでも

    簡単に雰囲気の変化が感じられると思いますので、

    よろしかったら試してみて下さいませ  ^^/

    くらげ
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