ホーム › チャンネル › 音楽理論 › 自由派音楽理論 › マイナーキーのカーネルと傾性について
本ページではマイナーキーとメジャーキーを分けないという方法を取っていると思います。 そこで質問なのですが、カーネルや傾性を考える際に、それはメジャーキーのカーネルや傾性をそのまま引き継ぐのでしょうか。 例えばドは中心・着地とありますが、マイナーキーではラが着地ですし、ラの傾性もマイナーキーになればほぼ無いと思うのですが、、、
楽曲分析をする際に戸惑ってしまったのでお聞きします。
よろしくお願いします。
メロディ理論Ⅲ章の最後、「短音階の傾性」にてそれについての記述があります。 僕も上から語れる立場ではないですが、おっしゃる通り、マイナーキーではラの傾性はないと考えて差し支えないと思います。また、感覚としてはマイナーキーに寄れば寄るほど、シやソなどはキーの中心(ラ)との絡みやすさが変わるので、傾性も少し変わるという感じです。 しかし、ラの安定感は(曲がハーモニックマイナー寄りなのかナチュラルマイナー寄りなのかにも影響されるのですが)、メジャースケールにおけるドほど絶対的ではないと思います(ここの感じ方は人によるかも)。なので、分析の際にはラについては、(曲のマイナー具合に応じて自分の聴感を信じるのがベストだと思います。
ありがとうございます!
このページだと長短の区別をあまり付けないようにということで、私はコード進行はメジャーキーのまま分析しているのですが、カーネルはマイナーキーで(ちょっと日本語おかしいです すいません。)分析すれば良いということでしょうか?
マイナーとメジャーの感覚を切り替えるというよりは、マイナーにどれくらい寄っているか、を考えて「Bメロは暗めだから比較的ラとシの絡みが安定感あるな」みたいな感じがいいと思います。 コードも特段メジャーとマイナーを区別する必要は無いと思います。ただ、なんとなく「これはマイナー寄りの方が使いやすいコード進行な気がするな」という感覚があればそれを尊重した方がいいと思います。
なるほど! ありがとうございます!
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