はじめまして。友人に勧められてSoundQuestを興味深く読ませていただいております。
漠然とした問題提起、というか興味になってしまうのですが、曲全体を通した構成について分析、解説される予定はありますでしょうか?
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現在の「自由派音楽理論」はメロディ、コード、リズムの三つの要素に音楽を分解して、それぞれ豊富な情報を記載されています。
しかし、曲の巨視的な、大局的な展開と構成については、まとまった情報が少ないように思いますし、どこに位置付けるかも難しいように思います。
「巨視的な構成」というのは、例えば
ポップスやアニソンだったら「前サビから始まってABメロ、間奏があって二番があり…」
とか
童謡やフォークソングでは「AAB’AやABAの三部形式を4番まで繰り返して…」
とかの「あるある」の話です。古典的には(ソナタ形式やソナチネ形式のように)曲の全体的な構成がジャンルの括りになるほど重視されていたこともあり、十分に研究する価値のあるテーマだと思います。
例えば以下のようなテーマが考えられます
・現代の曲が一定のメロディをどのように再利用し、配置しているのか(古典派の主題の提示と再現に関連する?)
・サビや間奏は何小節の単位なのか(概ね4小節の倍数であるように思いますが、例外はあるのでしょうか)
・Verse、Bridge、Chorusなどの日本では聞きなじみのない用語の定義
・ジャンルや地域ごとにどのような傾向があって、どのような効果があるのか
また、やや近接する話題として、転調の技法についても興味があります。
古典的には、ソナタ形式やソナチネ形式では形式の定義に転調が含まれていますし、現在の曲でも、転調のタイミングはパート?が切り替わるときと一致することがほとんどだろうと思います。
個人的に興味があるのは、転調からの「戻し方」です。現在の曲だとたいてい1番と2番があって、どちらも同じキーで歌うことがほとんどだと思うので、転調した場合は(ラスサビの盛り上げなどを除いて)元に戻す必要がありますが、現代の作曲者はどのような手法で調を操っているのか興味があります。
構成や転調については、実在の曲の構成が多様過ぎて、個別の楽曲についての分析になってしまうかもしれません。
しかし、あるていどの「あるある」が見出せる以上、いくつかに大別して傾向を論じるだけでも何からの価値のあるコンテンツになるように思います。
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実は私はまだ全体を通読していない段階で、先の方はざっと目次を見て「なさそう」と言っているだけですので、もしすでに書かれた記事があれば案内していただけると助かります。