DAW選びについて
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tbt2020.6.1 21:22
最近DTMを始めた初心者です。アンビエントやEDM等々、色々やってみたいと思っていますがひとまず歌モノに挑戦しています。
別の用途でProToolsをもともと持っていましたが作曲には不便な気がしたので、今はGaragebandを使って曲を作っています。ProToolsに比べればだいぶ良いのですがやっぱり不便に思うことがあるので、別のDAWを購入したいと思っています。
理想の条件は
①音源が豊富
②ステップ入力がしやすいだけでなく楽譜での入力もできる
③トラック毎のwav書き出しが可能(MIXは慣れているProToolsでやろうかと思っています)
④使いやすいちなみにGaregebandのすぐループが作れるところや、Drummerの機能は気に入っています。逆に困っているのは付属のベース音源が奏法指定できないところと、トラック毎に書き出しができないところです(各トラックソロにして書き出してます)。
思いつく条件はこのような感じなのですが、ご教授願えませんでしょうか…!
海中壮太2020.6.1 23:10選択肢はいくつかあります。
一つ目は仰ってたようにDAWを変えることです。今どき、用途によって使い分けるアマチュアの人も少なくないのでそういった意味では妥当な選択と言えます。使いやすいといっても人それぞれで感じ方は違うので一概にこれがいいとは言えませんが3つほど上げると①Cubase
https://new.steinberg.net/ja/cubase/
国内ではトップのシェア率を誇るDAWソフトです。プロアマを問わず愛されていて、条件2,3,4にも十分当てはまると思います。国内トップのシェア率ということもあって様々な動画サイトで丁寧なマニュアルが載っているので分からないことがあったら逐一調べられます。②FL STUDIO
https://hookup.co.jp/products/image-line-software/fl-studio
主にEDMや電子系の方からの評価が高いDAWソフトです。こちらもプロアマ問わず人気で有名どころでいえばUjico*さんなどもFlユーザーです。FLの場合1,2,3,4すべて当てはまるんじゃないかと思います。音源はダンスミュージック系の音源が豊富だということ。更に特出すべき点は他社製のDAWでも使用できるという点です。これにより、自身のフィーリングを逃さず制作に打ち込めるんじゃないでしょうか。③Logic pro X
https://www.apple.com/jp/logic-pro/
このDAWソフトはGarage band の上位互換版みたいな存在です。非常に評価が高くこちらもプロアマ問わず大人気です。1,2,3,4全て当てはまるんじゃないかと思います。Logic は付属音源の評価もそこそこ高いことで有名です。手に持ったことはないですが軽く試聴してみた事はあってその時聞いた感じでは全然使えるなと思いました。ただ注意事項があってMac以外のPcでは使えません。そもそも開発元がAppleなので当然と言えば当然ですが。
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ここまで紹介したのは、どれも作曲用としてもミックス用としても十分なほどのお三方です。自分はCubaseを使っていますが、とても満足しています。最近FLが欲しいなぁって思ったりしてるんですけどね(笑)さて、続いては2つ目の選択肢です。付属の音源だけだと仰るとおり制限がかかってしまいます。もちろん付属の音源が使えないという訳ではないですが自分の表現したいことを中々表現できず悩んでしまうこともあると思います。そこで、”専用音源”の出番です。
値段はそこそこかかりますがうまく使いこなせればそれだけの価値があると思います。そこで有名どころを3つ紹介しておきます。
①Komplete12シリーズ
https://www.native-instruments.com/jp/catalog/komplete/
業界標準パッケージ!値段は勇気のいる価格だと思いますが、その分だけクオリティが高いです。上記リンクに音声試聴コーナーありますので是非聞いてみてください。注意事項としましてはSELECTはあまり推奨できません。ここでは尺の都合上省きますが後々後悔することがあるかもしれないので、Komplete(無印)以上を推奨します。②Sampletank4
https://hookup.co.jp/products/ik-multimedia/sampletank-4
IK社のSampletank4です。価格もkompleteよりかはリーズナブルで手が届きやすい良心設定です。音も申し分なく即戦力だと思います。(人それぞれ)注意すべき点はインストールで心折られる人が多発している事です。このsample tank インストールがクソめんどくさい事で有名で精神力を鍛えられると聞きます。あと、これも無印グレード以上をおすすめします。③Halion6
https://japan.steinberg.net/jp/products/vst/halion/h6_hs3_new_features.html
Cubaseの付属音源でHalion SE2というものがありましてそれの上位互換音源といった感じです。音源と言いましたが位置づけ的にはサンプラーの部類に入るそうです。上の二つに比べるとユーザーは少ない”イメージ”ですが悪くないんじゃないかと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ここでは有名な御三家を紹介しました。専用音源というより総合音源なのですが…まあ、こういう音源を後から買って使ってみるのもありっていう話です。ただし容量には注意してくださいね。普通に500GBとか超えてくるので。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
随分と長文になってしまいましたが結局は合う合わないの問題でしかないのです。ですのであまり考えすぎず、でも慎重に今本当にこのタイミングで必要なのかどうかも考えながら自分の最適解を見つけ出せるよう頑張ってください。では。plugmon2020.6.2 20:19海中さんがかなり詳しく書いてくださっているので、ちょっとだけ補足を…。
・Cubaseは上位版であるPro、Artistの場合は「eLicenser」というハードウェアのドングルが必要です。ProToolsのiLokと同じ要領です。
・DAW付属の音源でなく専用の音源を買う大きなメリットに、(当たり前ですが)DAWを問わず利用できるという点があります。DAW付属音源だと、たとえお気に入りのプリセットを作っても、もし将来DAWを変えた時にはそれらを引き継げないというリスクがあるので、その点は注意です。
・専用音源に関しては、大別すると色んな楽器がまとめて収録された「総合音源」と、「ドラムだけで2万円」みたいな個別の音源があります。総合音源はコスパで勝りますが、もし満足できずにやっぱり個別の音源が欲しくなって追加購入すると、そのぶん総合音源の中で使わないものが増えていく…という形になります。ですので「総合音源で全体的にグレードアップ」か、「重要なところだけ個別の音源を買って一点強化し、あとはDAW付属でしのぐ」かの2パターンがあると認識しておくとよいと思います。
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