ホーム フォーラム 音楽理論 自由派音楽理論 「harmonics(倍音)」を確認する方法について 返信先: 「harmonics(倍音)」を確認する方法について

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    (投稿主)

    次にB3、C4
    の倍音の周波数ですが、
    基音の周波数に倍音の序数を
    かけるだけです
    基音の周波数の2倍、3倍、4倍…

    B3 の基音=247ヘルツ
    B3 の第2倍音=494ヘルツ
    B3 の第3倍音=741ヘルツ
    B3 の第4倍音=988ヘルツ
    B3 の第5倍音=1235ヘルツ
    B3 の第6倍音=1482ヘルツ
    B3 の第7倍音=1729ヘルツ
    B3 の第8倍音=1976ヘルツ
    B3 の第9倍音=2223ヘルツ
    B3 の第10倍音=2470ヘルツ

    C4 の基音=262ヘルツ
    C4 の第2倍音=524ヘルツ
    C4 の第3倍音=786ヘルツ
    C4 の第4倍音=1048ヘルツ
    C4 の第5倍音=1310ヘルツ
    C4 の第6倍音=1572ヘルツ
    C4 の第7倍音=1834ヘルツ
    C4 の第8倍音=2096ヘルツ
    C4 の第9倍音=2358ヘルツ
    C4 の第10倍音=2620ヘルツ

    隣りあう2つの倍音の周波数比は
    2/1倍、3/2倍、4/3倍…と
    どんどん小さくなっていきますが、
    周波数の差は一定
    (基音の周波数と同じ)です

    B3 は隣りあう倍音の間隔が
    247ヘルツの等間隔の「はしご」
    のようなものであり、

    C4は隣りあう倍音の間隔が
    262ヘルツの等間隔の「はしご」
    のようなもの

    というイメージでしょうか?

    平均律の音階は、
    隣りあう2つの音の
    音程差が等間隔だから、
    周波数の差は常に一定であると
    錯覚しそうですが、
    周波数の差は音が高くなるにつれて
    どんどん広がっている

    逆に倍音は、
    隣りあう2つの音の
    音程差がどんどん狭くなっていくから
    周波数の差も狭くなっていくと
    錯覚しそうですが、
    周波数の差は常に一定です

    言われてみれると
    あまりにもあたりまえ
    のような感じもするのですが、
    実際に手を動かしてみないと
    その事実に気づけていない
    ときがあります(^^;

    次回はB3とC4の倍音から
    どのような「うなり」
    が生まれてくるのかを
    確認してみようと思います