自由派音楽理論はその体系を構築するにあたって、多数の流派・多数の世紀・多数の国の書籍を参照しています。変化する音楽に対して理論はどのように対応してきたか、理論家たちはいかにそれぞれの思想をぶつけあい、それを継承または改造してきたか。そういった歴史をよく理解し、敬意をもった態度で既存の理論に接することによってはじめて、正しい作法で新しい理論を提唱することができると信じているからです。

以下はそのうちの主たる書籍たちです。もちろんここに挙げたものが全てではなく、主に歴史考証と公平性確保のため、他にもたくさんの書籍、論文、ウェブサイトを参考にしています。

参考と引用

これらは文字どおり、テキスト作成時に“参考”にした本であり、テキスト自体がこれらの“引用”で構成されているわけではありません。つまり、本編テキストはWikipediaのように引用の集合体で成り立っているのではなく、私自身の研究と経験に基づいて書かれたもの、個人が著した一冊の本のようなものだと捉えてください。


モダンジャズ理論系統の書籍

クラシック和声学系統の書籍

音楽史・理論史・理論家の研究書

古めの理論書