FAW Circle 2

(1 件のレビュー)

近代的でわかりやすいUI

$129.00

説明

スッキリわかりやすいUIが魅力のセミモジュラーシンセです。NI Massive、Serum、iZotope Irisなどと同じく、ENVやLFOをドラッグ&ドロップしてパラメータを結びつけるシステムです。

そういったライバル達と比べると、フラットデザインで簡潔にまとまっている点が魅力です。また、右列のモジュレーターは「ENV・LFO・Sequencerから好きなものを選んで5スロットまで」という作りなので、望めば全部シーケンサーにもできるということです。

現在メジャーアップデートしてCircle²となり、CPU効率もだいぶ改善されました。

モジュレーションシステム

Massiveは「ENVは青、LFOは緑で、あとは番号で区別」でしたが、Circleは全パートが色分けしてあります。 各パートの左上のマルをドロップしてアサイン。下図では、エンヴェロープをフィルターのカットオフに送っています。

circle-modsystem

面白いのは、OSCのマルもドロップできることで、OSCのサイン波をLFO代わりに使うことも可能です。その辺りは、本物のモジュラーシンセみたいでワクワクしますね。

エフェクター

エフェクターのトグルを押すと、下部からエフェクターパネルが登場します。エフェクターのパラメータは簡素ですが、それなりに揃っています。

circle-effector

エフェクターは全9種類です。

  • phaser
  • reverb
  • echo
  • double echo
  • ping pong echo
  • chorus
  • panner
  • bucket delay
  • tube distortion

公式サンプル

追加情報

リリース年

レビュー (1件)

  1. UKOH

    UKOH

    まず基本の音源部にはアナログモデリング、ウェーブテーブル、また、このシンセ独自の音源方式としてVPSというものが搭載されている。
    アナログモデリングとウェーブテーブルは良く知られた従来の方式のもので、このオシレーターはSyncやRing、また後述の方法によって再現できるFMでモジュレートできる。

    また、VPS方式は、HorizontalとVerticalの二つのツマミを弄ってサイン波を変化させるというものだが、個人的にはあまり真新しい音が出せるとは感じなかったため、あくまでウェーブテーブルがメインのシンセと考えたほうがいいのではないか。

    フィルター部には標準的なローパス、ハイパス、バンドパスが、ポール数違いで2つづつ用意されており、フィルターを普通に使用するモードと、2つのフィルターを直列、または並列に使用できるパラレルモードが使える。
    また、フィルターとは別に、エフェクトの一種としてフォルマントフィルターが用意されており、フィルターの前後に挿入することで使用可能となっている。

    黒いパネルに良く映えるカラフルなUIは、色ごとにモジュレーションのキャリアがそれぞれ割り当てられている為、とにかく視認性が良く。
    パネル右部に位置する全てのモジュレーターのインターフェースは挙動に合わせて表示が変化するため、今パラメータがどのような変化をしているのかがわかりやすい。
    Massive等に見られる、モジュレーターをパラメータに直接パッチして使うセミモジュラー方式であるため自由度が高い。
    少々特殊な機能のためキチンとマニュアルを読んでいないと気付きにくいが、すべてのオシレーターを高周波のモジュレーターとしてLFOと同じように使用出来るため、FMシンセシスを再現したりも出来る。

    内蔵エフェクターは、回路の途中に挿入するものと、マスターに挿入するもので別々のものが豊富に用意されており、シンセ内部で音作りを完結させやすい。
    反面、コーラスやディレイ等、テンポ同期させて使うエフェクターはかなり使いづらいUIだと感じた。

    拡張機能の一種として、FAWが配布しているCircle 2のウェーブテーブル作成ソフトを使用することで自分オリジナルの波形を作れるため、その手の知識がある人は唯一無二のマイシンセを作れる….かも知れない。FAW公式がいろいろなアナログシンセの波形を取り込んだウェーブテーブルを配布していたりもする。

    プリセットにおいてはもともと数が少なく、サードパーティー製のプリセット集も他の有名シンセと比べるとなかなか見つからないため即戦力になるとは言い難い。
    一応公式サイトで追加のプリセット集がいくつか無料でダウンロードできるため、一緒に導入するべし。

    FAW Circle 2は前述の通り音作りの幅は非常に広いため、触りやすく自由度の高いインターフェースとあいまって自分で音作りをするタイプのユーザーにはうってつけのシンセになるのではないか。
    公式のYoutubeからCircle 2における音作りのtutorial動画がいくつかアップロードされているので、普段はプリセットばかり使っているが音作りもしてみたいシンセエディット初心者にも優しい。

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